ルネサンス

ルネサンスの本質

 

ルネサンス・・・中世文化を継承しつつ、人間性の自由や解放を求め、個性を尊重する

ヒューマニズム(人文主義)・・・感情も含めた人間的なものを第一に考える

オスマン帝国の脅威→ビザンツ帝国の学者がイタリアへ移住、古典研究→イタリアでヒューマニズムの発展

 

マキャヴェリ・・・フィレンツェの政治学者。

『君主論』で、政治を宗教や道徳から切り離すことがイタリア統一への道と説く

 

メディチ家・・・フィレンツェの金融財閥。文芸美術の愛護にも努力→フィレンツェがルネサンスの中心に

これ以外にも、イタリアではミラノ公、ローマ教皇が、イギリス・フランス・スペインでは国王が庇護

→権力者の保護下の活動のため、既存権力の批判勢力とはならず

 

文芸と美術

 

イタリア文芸・・・ダンテ『神曲』、ボッカチオ『デカメロン』、ペトラルカ『叙情詩集』など→古代ローマの伝統が強い

イギリス文芸・・・チョーサー『カンタベリ物語』→『デカメロン』のイギリス版だが、庶民的

シェークスピア『ハムレット』など→当時のイギリスの実相と永遠の人間像を描く

トマス=モア『ユートピア』→理想社会を描くことで当時のイギリス社会を風刺、批判

その他西欧文芸・・・エラスムス(ネーデルランド)『愚神礼賛』→女神の口を借りて当時の聖職者や王侯を批判

ラブレー(フランス)、モンテーニュ(フランス)『随想録』→人間性の追求

セルバンテス(スペイン)『ドン=キホーテ』→時代錯誤の騎士的人物を借りて当時の進展する社会を批判

 

イタリア美術・・・遠近法の確立により、写実主義の基礎が確立→近代絵画の基調に

ボッティチェリ『ヴィーナスの誕生』、ミケランジェロ『ダビデ像』『最後の審判』

レオナルド=ダ=ヴィンチ『最後の晩餐』「モナ=リザ』、ラファエロ『聖母子像』

ブラマンテ(サン=ピエトロ大聖堂の改築)→大ドームと古代式列柱を特徴とするルネサンス様式

その他美術・・・ファン=アイク兄弟『ガンの祭壇画』、ブリューゲル(ネーデルランド)『農民の踊り』、

デューラー(ドイツ)『四人の使徒』など

 

科学と技術

 

三大発明・・・羅針盤(宋のものを改良)→遠洋航海を可能に

火薬(宋のものが伝播)→戦術の変化により騎士階級の没落

活版印刷(宋の活字印刷をもとにグーテンベルクが発明)→製紙法の伝播と共に安価で印刷、新思想の普及に寄与

コペルニクス・・・当時の天動説に反し、「地動説」を唱える

ガリレオ=ガリレイ・・・物体落下の法則を提唱。地動説を確信